カッティングシートの貼り方
当店ではカッティング後不要部分の除去作業を行い、アプリケーションシート(転写シート)を貼った状態で納品させていた
だいております。お客様は目的の場所に貼るだけとなっていますので簡単に仕上げることが可能です。
下記からダウンロードも可能です。
施工方法(カッティングシートの貼り方)をダウンロード
納品時

納品時は台紙に必要な部分だけが残っており、その上に透明なアプリケーションシートが貼られております。
カッティングシートを貼る方法はウェット法とドライ法がありますがひと手間かかりますがウェット法の方が
失敗が少なくお薦めしております。特に大きなシートはウェット法でしか上手く貼れません。
今回ウェット法を紹介致します。
準備するもの
失敗せず綺麗に仕上げるため下記の道具を準備します。曲面に貼る場合は他にも道具が必要です。
- スキージー

プラスチック製のヘラのようなものでシートの圧着やエアー抜きに使用します。
先にフェルトがついているものが使い易いです。
当店にも販売していますので必要の場合はご一緒にどうぞ。
- 霧吹きと水

水貼る面とシートを濡らす時に使用します
- 台所用洗剤

水に2,3滴加えると滑りがよくなり貼りやすくなりますが、ガラス面だとシートの貼りつきが悪くなります。
- タオル

汚れやゴミの除去、拭き取りに使用します。
- マスキングテープ

位置決めに使用します。
- ハサミ

途中で分割したい場合使用します。
小さなシートでは使用しません。
施工時注意点
- 野外で作業する時は風のない時間を選びましょう!
- 大きなシートは2人での作業をお薦めします。
- 安全第一で作業を行いましょう!
- ゴミなど散らかさないよう周囲にも配慮しましょう!
施工
- 清掃
まずはシートを貼りたい場所の清掃します。
ゴミ等が残らないように綺麗に行って下さい。
ここで手を抜くと仕上りに影響します。
スキージーを使ってもいいでしょう。

- 位置決め

貼りたい場所の上部にマスキングテープで目印を付けます。
- アプリケーションシートを剥がす

アプリケーションシートにカッティングシートをくっつけるようにゆっくりと台紙から剥がしていきます。
うまくついてこないようでしたら指先で押さえてから剥がしていきます。
- 貼る面とシート裏面を濡らす

貼る面とシート裏面に霧吹きでたっぷりと濡らします。
- 貼る面にシートを軽く貼ります

強く押さえると位置合わせができなくなりますので軽くそっと載せるだけにします。
- 位置合わせ

希望の位置に貼ってあるかを確認します。今の段階では上下左右に移動が可能です。
- スキージーで圧着します

軽く水をスプレーし、気泡や水分が残らないようにスキージーを使って押出します。
スキージーは斜めの角度を保ちながら中心から外側に移動させたほうが上手くいきます。
ある程度水分が抜けましたら強めに圧着させます。
圧着後は貼り直しができませんので位置合わせは確実に行って下さい。
- アプリケーションシートを剥がす

アプリケーションシートをゆっくり剥がしていきます。
アプリケーションシートに一緒にくっついてくることがありますのでスキージーの先等でめくれてこないように押さえながら剥がしていくとうまくいきます。
ガラス面は接着力が悪いのである程度定着した段階で剥がした方がいいと思います。
- スキージーで再度圧着します

軽く水をスプレーし、マスキングテープを剥がしスキージーを使って気泡や水分が残らないよう、
丁寧に押出しします。
細かい部分は剝れる恐れがありますので特に丁寧に仕上げて下さい。
- 完成!

お疲れ様でした!これで完成です!
内部の水分が乾くまで接着力が弱いのであまり触らないようにお願いします。